気仙沼発! 廃漁網をリサイクルした素材「amuca」でオリジナルグッズを販売
廃漁網をリサイクルした素材「amuca」を使用してアップサイクルする――気仙沼のamu株式会社が、トートバッグや帽子、サングラスなどのオリジナルグッズをクラウドファンディングで発売を始めている。
日本の海岸に流れ着く海洋プラスチックごみと言えば?
ペットボトルを思い浮かべる方が多いかもしれないが、質量ベースで計測すると、そのうち約60%が漁業関連のものだという。
漁具は、本来産業廃棄物として処理せねばならず、それには費用がかかり、しかも多くが焼却されたり埋め立て処分となり、環境にかかる負荷が大きい。
昨今は、高齢化社会による人手不足によりゴミの回収まで手が回らない状況も出てきているとのこと。
そこでamu株式会社では、漁具の回収から販売までのリサイクル・アップサイクルを行う仕組みを構築し、廃棄物の削減ならびに地域活性化に努めており、今回、クラウドファンディングでオリジナルグッズの販売を始めた。
以下の画像がそのラインナップ。
すべて気仙沼の廃漁網をアップサイクルして作られた「Buddy Collection」というシリーズのもの。
同社では「漁師と共に大海原を旅した漁網が生まれ変わって、生活に馴染むあなたの相棒(Buddy)のような存在として使用いただけるようなコレクションを開発いたしました」としており、9月29日までクラウドファンディング「Makuake」で受け付けている。
詳細はこちらから(→link)。