木造と鉄骨造のハイブリッド構造による賃貸オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」
銀座と東京駅の間に位置するオフィスエリア・京橋で、木造と鉄骨が融合したハイブリッド構造の賃貸オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」が7月に竣工した。
第一生命にとっては2022年度に竣工した「TDテラス宇都宮」に次ぐ2例目の木造ハイブリッド構造の建物であり、銀座線「京橋駅」と直結。
地上12階・地下2階で高さ56mは、木造ハイブリッド構造のオフィスビルとしては現在日本一の高さを誇る。
工事を請け負ったのは清水建設。
本物件には、同社の木質ハイブリッド技術「シミズハイウッド」が活用されており、「木を感じながらも開放性の高い外観や快適な木質無柱空間を実現」とのことだ。
なお、同ビルには約1,100立方メートルの木材が使用されているが、防災力に優れ、地震や火災に対しても強い構造となっている。
そして同規模の鉄骨造オフィスビルと比較して、建築時のCO2排出量は約37.5%削減できたという。
第一生命グループでは、「第一生命京橋キノテラス」を通じて「コア・マテリアリティへの取組みを深化させ、持続可能な環境・社会へ貢献していきます」としている。
【参考】
第一生命(→link)