JR駅の空きスペースで衣類雑貨の循環回収システム「PASSTO」の運用開始に向けて
ホテルやモールなどの商業施設で衣料品や雑貨の常時回収ボックスを設置している「PASSTO(パスト)」。
JR駅での空きスペースを利用して同システムを配備する運用実証のための取組が始まった。
JR東日本スタートアップ株式会社では、優れたアイディアや技術を持つスタートアップ企業との協業を進めるために「STARTUP ON DEMAND#2」というマッチング企画の公募を実施。
その選考の結果、株式会社ECOMMITが提供している衣類雑貨の循環回収システム「PASSTO」が、JR駅の空きスペースを利用して不要品のリユース・リサイクルの実証実験を行う予定となった。
現段階では検討の段階であるが、JR東日本スタートアップ株式会社では「駅が地域の資源循環の拠点となる社会を目指します」としており、まずはJRの八王子駅みどりの窓口内に「PASSTO」と、AIカメラが同時に設置されるという。
AIカメラで取得したデータは匿名化され、利用者数や回収量によるCO2削減効果を可視化して、その後、JR各駅での展開も検討していくという。
【参考】
「PASSTO」(→link)
JR東日本スタートアップ株式会社(→link)