プロ野球の統一試合球~外箱の印刷変更で66%の温室効果ガス排出量を削減
日本のプロ野球(一般社団法人日本野球機構・NPB)に統一試合球を供給しているミズノ(美津濃株式会社)は30日、外箱の印刷を変更することにより、年間約13.9トン(約66%)の温室効果ガス排出量を削減すると発表した。
ミズノはこれまで12球入りの統一試合球をカラー印刷されている外箱に入れてNPBへ供給していた。
それを単色印刷の段ボールに変更することにより、重量が約22%軽量化され、箱を組み立てる四隅の金具も不要となった。
ダンボールは森林保全に配慮された原材料が用いられていて、これにより、製作工程で排出される温室効果ガスが年間約13.9トン(約66%)削減されるという。
新しい外箱は2月1日に始まるプロ野球のキャンプから使用され、今後、国内で販売される硬式球でも切り替えられていく。
同社では「梱包資材も含めて、環境に配慮した製品作りを推進し、地球環境保全活動につながるサステナビリティ活動を進めていきます」としている。
【参考】
ミズノのサステナビリティ活動(→link)