「傘のいらない街 大阪」へ向け大阪・梅田駅エリアで傘シェアを開始~関西エリア150駅へ
大阪・関西万博の開催で日本のみならず世界中から人がやってくる大阪。
その中心となる大阪・梅田駅で傘のシェアリング(レンタル)サービスを行う「アイカサ」が6月26日からサービスを開始した。
高温多湿な梅雨から夏にかけて、雨の日は傘が欠かせない日本。
年間約1.2億本から1.3億本もの傘が消費されているが、そのうち6割にあたる約8,000万本がビニール傘などのため、以前から使い捨てが問題視されてきた。
そうした使い捨てを無くすため、傘のシェアリングサービスを手掛けているのが「アイカサ」。
「大阪・関西万博」では2810万人もの移動が見込まれており、傘の需要も高まることが考えられるため、同サービスでは大阪・梅田駅の半径600m以内に100箇所以上のシェアリングポイントを設置。
他にも、関西エリア全体で約150駅350箇所を対象に、6月26日から順次設置を増やしていく予定だという。
アイカサでは、使い捨て傘の廃棄を減らすことによりCO2排出を削減し、雨の日の利便性を向上させて大阪全体の資産価値向上を図るなどして、「関東圏を超える持続可能な街づくりを目指す」としている。
【参考】
アイカサ(→link)