トヨタ車で初!クラウンのフロントフェンダーシールにASR(自動車破砕残さ)を採用
豊田通商グループの株式会社プラニックが、ASR(自動車破砕残さ)を再利用して製造した再生プラスチックが、国内のトヨタ車で初めてクラウンのフロントフェンダーシールに採用されることとなった。
ASR(自動車破砕残さ)を含んだプラスチックは、材質ごとの選別が困難なため、これまで「Car to Car」のリサイクルができず、焼却処分されてきた。
今回は、欧州で実用化されている高度比重選別技術・設備を国内で初めて導入し、高品質なプラスチック製造が可能になった。
そのため「Car to Car」のリサイクルができるようになり、株式会社プラニックの強みにもなっているという。
プラニックは、豊田通商と小島産業株式会社が出資している再生プラスチック製造事業会社であり、原料は豊田通商グループの豊田メタル株式会社などから調達。
両社では、「Car to Car」の推進を通じて、「サーキュラーエコノミーの発展に貢献してまいります」としている。
【参考】
株式会社プラニック(→link)
豊田通商(→link)