「汚部屋の掃除をしてほしいけど、業者だとちょっと高い…」「家事代行のほうがお手頃で気軽に呼びやすいけど、掃除してもらえないかな?」汚部屋を掃除するにあたり、家事代行に依頼できないか気になる人は多いかもしれません。
家事代行は部屋の清掃にも対応しているので、汚部屋をきれいにするうえでの選択肢となりえます。一方で、家事代行はあくまで家事の延長線上であることから、専門業者と同じ感覚で依頼すると、後悔することも考えられます。
本記事では、家事代行に汚部屋の清掃を依頼する際の注意点を解説します。依頼を避けるべき判断基準も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
汚部屋の家事代行を依頼するときの注意点3つ
汚部屋の状態で家事代行を依頼する際は、あらかじめ把握しておくべき注意点があります。知らずに依頼すると、思わぬトラブルや追加費用が発生することもあるため、ひとつずつ押さえておきましょう。
- ごみの回収・処分は対応してもらえない
- スタッフによって作業の質が異なる場合がある
- 1回の作業では完結しない可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
ごみの回収・処分は対応してもらえない
家事代行は、原則としてごみの回収・処分には対応していません。一般家庭からごみを回収・処分するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要で、家事代行サービスの多くは保有していないためです。
ごみの回収・処分が必要であれば、許可を保有している不用品回収業者や清掃業者への依頼が必要です。
ただし、ごみの回収・処分ができないだけで、分別して袋にまとめる作業は対応してもらえます。袋にまとめてもらったごみを自分で自治体回収に出すだけでも、部屋はきれいな状態になります。
ごみの処分はご自身で、清掃作業は家事代行スタッフに、と役割分担をすれば、負担なく汚部屋をきれいにできるでしょう。
スタッフによって作業の質が異なる場合がある
家事代行のスタッフは業務委託で登録していることが多く、スタッフによって作業の質に差が出ます。
丁寧に隅々まで清掃してくれるスタッフがいる一方で、時間内に終わらせることを優先して作業が雑になるスタッフもいます。汚部屋の清掃では、通常の家事代行よりも作業量が多くなるため、作業レベルの差が露呈しやすいです。
信頼できるスタッフをプロフィールで判断するのは難しいため、実際に依頼して比較する必要があります。
1回の作業では完結しない可能性がある
汚部屋の状態によっては、1回の作業では清掃が完結しないケースが多いです。家事代行は1回あたりの作業時間が決まっており、基本的にスタッフは1人で対応します。
自力で片付けると1週間以上かかるほど散らかった部屋の場合、1回の依頼では到底終わりません。作業時間内に終わらない場合は延長料金が発生するケースもあるため、依頼する前に料金体系を確認しておきましょう。
複数回に分けて依頼することを前提にスケジュールを立てると、費用の見通しも立てやすくなります。スムーズに進めるのであれば「最初から何回分かまとめて予約しておく」という方法も検討してみてください。
汚部屋なのに業者を呼ぶのが恥ずかしいと感じる人が知っておくべきこと
汚部屋をきれいにする手段として家事代行も含め業者に依頼する方法がある一方で「部屋が汚すぎて業者を呼ぶのが恥ずかしい」と感じる人は少なくありません。しかし、恥ずかしさから依頼をためらい続けると、自分で解決しなければならなくなります。
業者に依頼するのが恥ずかしいと感じる人は、以下の2点について知っておきましょう。
- 業者は汚部屋を見慣れているため驚かない
- 女性スタッフの指名やプライバシーへの配慮が可能
依頼するにあたり気が楽になる可能性があります。ひとつずつ見ていきましょう。
業者は汚部屋を見慣れているため驚かない
家事代行のスタッフは、さまざまな家庭の清掃を日常的にこなしているため、汚部屋を見ても驚きません。散らかった部屋や汚れた部屋は、スタッフにとって「こなすべき作業がある部屋」として認識されます。
家事代行サービスのスタッフは、程度の差はあるものの汚れた部屋を見慣れているため、依頼者側が想像するほど問題になりません。
ただし、ごみが山積みになっているなど、いわゆる「ごみ屋敷レベル」まで悪化している場合は、依頼を断られることもあります。断られた場合は、家事代行以外の業者を検討しましょう。
女性スタッフの指名やプライバシーへの配慮が可能
一人暮らしの女性など、見知らぬ人が自宅に入ることに不安を感じる場合は、女性スタッフを指名できます。家事代行スタッフの割合は女性が多い傾向があるため、指名に対応しているサービスも多いです。
また、優良な家事代行サービスであればプライバシーマークを取得しており、利用者の個人情報が外部に漏洩しないようスタッフを教育しています。依頼する前に、プライバシーマークの取得状況や情報管理体制を確認しておくと安心です。
信頼できる業者を選ぶことで「部屋の状態を他人に知られるのが怖い」という不安を和らげられるでしょう。
汚部屋清掃で業者を感じる人に向けて、以下の記事でも解説しています。業者の本音も踏まえて説明しているので、ぜひ参考にしてください。
汚部屋清掃で業者を呼ぶのが恥ずかしい人必見!業者の本音と恥ずかしさを和らげる方法を紹介
参照:プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会
汚部屋の清掃を家事代行へ依頼するメリット3つ
汚部屋の清掃を家事代行に任せることで得られるメリットは、以下の3つです。
- 短時間で部屋がきれいになる
- 掃除への意欲や生活習慣が改善されやすい
- 心理的な負担が軽くなり前向きになれる
それぞれ詳しく解説します。
短時間で部屋がきれいになる
家事代行スタッフは清掃作業に慣れているため、自分で取り組むよりも短時間で部屋がきれいになります。汚部屋の状態によっては、自力で清掃すると1日中〜1週間以上かかることもあるくらいです。
家事代行スタッフであれば、同じ部屋を数時間単位で効率よく進めてくれます。
ただし、基本的にスタッフは1人で対応するため、複数人体制の清掃業者と比較すると作業時間は長くなります。「1回で全部終わらせる」という期待はせず、複数回に分けて依頼することを前提にしましょう。
掃除への意欲や生活習慣が改善されやすい
家事代行で部屋をある程度きれいにしてもらうと、掃除への意欲が出やすくなります。「ひどく散らかった状態」よりも「少し汚れた状態」のほうが、掃除を始めやすいためです。
具体的には、床に物が散乱した状態では「どこから手をつければいいかわからない」と感じて掃除の手が止まります。一方、家事代行に依頼して床が見えるくらいの状態にまで仕上げてもらえば「ここだけ拭いておこう」と、小さな行動を起こしやすくなります。
なお、家事代行は清掃業者と違ってスタッフ1人で対応するため、最短即日で一気にきれいにはできません。そのため、家事代行はあくまでも「生活習慣を立て直すきっかけ」として利用する視点を持つことが大切です。
とくに片付けが苦手な人にとって、外部の力を借りてリセットする方法は有効です。
心理的な負担が軽くなり前向きになれる
汚部屋の清掃を家事代行に任せることで、心理的な負担が軽くなり、前向きに考えられるようになります。
散らかった部屋で毎日を過ごすとストレスが蓄積し、精神的な疲弊につながりやすいです。自力で清掃できるのであれば問題ありませんが、そうでない場合はさらに疲弊して部屋の状態が悪くなると考えられます。
部屋がきれいな状態であれば、日常的なストレスが少なく、仕事や日常生活に対して前向きに取り組めるようになります。心理的な負担を軽くするきっかけとして、汚部屋の清掃を家事代行などの業者に依頼することを検討してみてください。
家事代行以外に汚部屋の清掃を依頼できる業者の種類
家事代行以外にも、汚部屋の清掃を依頼できる業者はあり、部屋の状態や依頼したい作業内容によって依頼先は異なります。汚部屋清掃の主な依頼先は、以下の2種類です。
- 不用品回収業者
- 専門の清掃業者
それぞれ詳しく解説します。
不用品回収業者
不用品回収業者は、不用品やごみの処分・回収を専門とした業者です。家事代行では対応できないごみの回収・処分も依頼できるため、ごみや不用品が多い汚部屋の片付けに向いています。
家電や家具、大量のごみ袋など、自分では処分しきれない物をまとめて引き取ってもらえます。オプションでハウスクリーニングに対応している業者もあるため、汚部屋清掃ではごみの処分から清掃までまとめての依頼が可能です。
ただし、ハウスクリーニングのオプションが付く分、費用は家事代行よりも高くなります。「ごみや不用品が多く、清掃もまとめてお願いしたい」という場合に検討してください。
専門の清掃業者
汚れをしっかり落としたい場合は、専門の清掃業者への依頼が選択肢に挙がります。家庭用洗剤では落ちないような頑固な汚れや、カビ・臭いの除去といった作業にも対応しています。
ただし、専門の清掃業者の中には「一般廃棄物収集運搬業」の許可を保有していない業者も一定数存在します。許可を保有していない業者にごみの処分を依頼すると、依頼者側が違法になるケースがあるため、事前に許可の有無を確認しておきましょう。
作業前の段階で「どこまで対応してもらえるか」を確認してから依頼することで、トラブルを防げます。
家事代行よりも不用品回収業者・清掃業者へ依頼すべき汚部屋のパターン3つ
家事代行は部屋が散らかっていても依頼できるものの、程度によっては断られることがあります。以下3つのパターンに当てはまる場合は、最初から不用品回収業者や清掃業者への依頼を検討しましょう。
- ごみ屋敷レベルまで悪化している
- 家庭用の洗剤では落ちないくらい汚れがこびりついている
- ごみの処分・回収が必要な状態
それぞれ詳しく解説します。
ごみ屋敷レベルまで悪化している
ごみや物で床が見えないほど覆われている、いわゆるごみ屋敷レベルまで悪化している場合は、家事代行から断られることがあります。家事代行はあくまで「家事を代行する」サービスであり、専門業者が扱う領域には対応していません。
対応が困難な作業の例としては、床や壁に広がったカビの除去や、壁紙に染み込んだ臭いの消臭などが挙げられます。ごみ屋敷レベルの部屋では、これらの作業が発生するケースが多いです。
部屋の状態が深刻であるほど、家事代行よりも専門の清掃業者や不用品回収業者への依頼が適しています。どうしても家事代行に依頼したい場合は、どこまで対応可能か事前に相談してください。
「自分の部屋はごみ屋敷に近いかもしれない」と感じる場合は、専門業者が有力な選択肢です。
家庭用の洗剤では落ちないくらい汚れがこびりついている
家事代行のスタッフは、基本的に家庭用の洗剤や掃除道具を使って作業します。長期間放置された油汚れや水垢、カビなど、家庭用洗剤では落ちないほど汚れがこびりついている場合は対応できない可能性があります。
作業者が「家庭用洗剤では落とせない」と判断した時点で、対応できない旨を伝えられます。頑固な汚れの除去が必要な場合は、業務用洗剤や専門機材をもつハウスクリーニング業者への依頼を検討してください。費用は上がるものの、確実に汚れを落としてもらえます。
ごみの処分・回収が必要な状態
大量のごみが部屋に残っており処分・回収が必要な状態も、不用品回収業者や清掃業者が適しているパターンです。前述のとおり、一般家庭のごみを処分・回収するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要で、多くの家事代行業者は保有していません。
ただし、ごみを分別して袋にまとめる作業までは、家事代行で対応してもらえる場合があります。袋にまとめた状態にしてもらえれば、後は自分で自治体回収に出すだけで済むため、作業の手間を省けます。
ごみの量が多く、自分での処分が難しい場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を保有している不用品回収業者への依頼が確実です。不用品回収業者へ依頼する前に、許可の有無を確認してから問い合わせましょう。
汚部屋の片付けを専門業者に依頼する前に準備すること
専門業者への依頼をスムーズに進めるために、以下の3つを依頼前に済ませておきましょう。
- 部屋の状態を正直に伝える
- 処分したいものを大まかに仕分ける
- 複数の業者から見積もりをとる
準備を怠ると、作業が想定より長引いたり、費用が高額になったりすることがあります。それぞれ見ていきましょう。
部屋の状態を正直に伝える
見積もりの段階で部屋の状態を正直に伝えることで、トラブルを防ぐことにつながります。恥ずかしさから「思ったより散らかっていない」と実際よりも良い状態を伝えてしまうと、必要な作業を対応してもらえないケースがあります。
ごみが大量に残っている状態を隠して依頼した場合、作業当日にスタッフが到着してから「この状態では対応できない」と断られるでしょう。正確な状態を伝えることで対応可能な作業範囲を共有でき、当日になって「この作業はできない」という事態を防げます。
現地に来て見積もりを取ってもらえば、双方の食い違いがなくなり、当日に断られるといった心配はありません。部屋の状態を伝えることに恥ずかしさを感じる人もいるでしょうが、業者側にとっては日常の光景であるため、気にせずに正直に伝えましょう。
処分したいものを大まかに仕分ける
業者へ依頼する前に処分したいものを大まかに仕分けておくと、作業員がスムーズに動けるため時間短縮につながります。仕分けの段階から業者に依頼すると、その分の人件費がかかり、費用が高額になります。
完璧に仕分ける必要はなく、「明らかなごみ」「処分しようか迷っている物」「残しておく物」の3つに分けるだけでも問題ありません。
大まかに分けておくだけで業者の作業時間が短縮され、費用を抑えられます。自分でできる範囲のごみをあらかじめ自治体回収に出しておくと処分費用を抑えられ、節約につながるでしょう。
複数の業者から見積もりをとる
同じ作業内容でも、業者によって費用は大きく異なります。家事代行では数千円単位、不用品回収業者や清掃業者では数万円単位で差が出ることもあるくらいです。
実際に、同じ1Kの部屋の清掃を依頼した場合でも、業者によって対応できる作業範囲は異なります。「安いと思って依頼したら、必要な作業が含まれていなかった」というトラブルを防ぐためにも、最低3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。
見積もりを比較する際は、費用だけでなく作業範囲や対応可能な内容も合わせて確認してください。納得できる業者を選ぶことが、満足のいく仕上がりにつながります。
家事代行で汚部屋清掃を依頼することについてまとめ
家事代行は汚部屋の清掃にも対応している一方で、ごみの回収・処分は作業範囲外です。ごみや不用品が多い場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を保有している不用品回収業者および清掃業者への依頼が確実です。
また、家事代行は基本的に1人で対応するため、どれだけスキルが高い人でも清掃業者に比べると時間を要します。すぐにきれいにしたい人にとっても、最適な選択肢とは言えないでしょう。汚部屋の清掃に困っている人は、不用品回収業者や清掃業者への相談も視野に入れてみてください。
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