汚部屋から引っ越しするまでの手順4ステップ|費用の内訳と安く抑えるポイントも解説
更新日2026.04.21

汚部屋の状態から引っ越しをしようと考えているものの、どこから手をつけるべきかわからず、途方に暮れている人は多いでしょう。部屋が物やごみで溢れていると、通常よりも引っ越し準備に多くの時間や労力、費用がかかります。

汚部屋から引っ越しする前に片付けや清掃を済ませれば、費用を抑えられるだけでなく、気分よく転居先で新たなスタートを迎えられます。

本記事では、汚部屋から円滑に転居する具体的な手順や、費用を最小限に抑える工夫について解説します。汚部屋からスムーズに引っ越すための参考にしてください。

汚部屋から引っ越しするまでの流れ

汚部屋から引っ越しするまでの流れ

汚部屋からの引っ越しをスムーズに進めるためには、事前の準備と計画的な作業が欠かせません。場当たり的に作業を始めると、途中で挫折したり退去期限に間に合わなくなったりします。

スムーズに引っ越しする手順は、以下の4ステップです。

  1. 汚部屋の片付けをする
  2. 不用品を処分する
  3. 引越しのための荷造りをする
  4. 荷物を新居へ搬出する

順番に見ていきましょう。

汚部屋の片付けをする

汚部屋から引っ越しをするためには、まずは部屋全体の片付けから着手することが重要です。汚部屋の片付けを先に完了させることで、物の選別や荷造りの作業がスムーズに進みます。

片付けが不十分なまま準備を進めると、不要なごみまで新居へ運ぶことになり、引っ越し費用が無駄に増えてしまいます。また新居でも物があふれてしまい、せっかくの新生活を汚部屋で迎えることになりかねません。

不用品を処分する

室内の清掃がある程度進んだ段階で、次は日常生活で使わない不用品を処分していきます。不用品を先に処分しておくことで引っ越しの荷造りに集中でき、梱包にかかる時間を大幅に短縮できます。

家具や家電などの粗大ごみは処分に時間がかかる場合もあるため、回収スケジュールを自治体に確認しておきましょう。自治体回収に依頼した場合、申込みから1週間以上かかることもあります。

不用品の処分が面倒に感じる人も多いでしょうが、引っ越し作業全体の負担を減らすためには必須の作業です。

引越しのための荷造りをする

不用品を処分した後は、生活用品を新居へ運ぶ荷造り作業を開始します。荷造りの際は、物品の種類や転居先ですぐに使うかどうかといった基準でダンボールを分けて管理すると、スムーズに進められます。

箱の外側に荷物の中身を明記しておけば、新居での荷解きや収納作業が効率良く進められるでしょう。壊れやすい食器や精密機器などは緩衝材を十分に使い、輸送中に破損しないよう丁寧に梱包することを心がけてください。

荷物を新居へ搬出する

荷造りがすべて完了したら荷物を新居へ搬出し、適切な場所へ収納します。大きな家具の配置から決めておくと収納しやすくなるため、搬入作業をスムーズに終わらせられるでしょう。

すべての荷物を運び入れた後は、各部屋の収納スペースを有効に活用し、ご自身が収納しやすい環境を整えてください。新しい住まいを汚部屋にせず快適な生活を維持するためには、定期的な清掃と不用品の処分を習慣化することが重要です。

汚部屋のまま引っ越しする際に起こりうること

汚部屋のまま引っ越しする際に起こりうること

汚部屋の状態で引っ越しを強行しようとすると、トラブルや金銭的な負担が発生するおそれがあります。事前に起こりうるリスクを把握しておくことで、適切な対策を講じられます。

汚部屋のまま引っ越しをする際に起こりうるトラブルは、以下の4つです。

  • 引っ越し業者に見積もりや作業を断られる可能性がある
  • 退去時に追加で費用を請求される可能性がある
  • 荷造りが困難になり退去までに時間を要する
  • ごみや害虫を新居へ持ち込み衛生環境が悪化する


ひとつずつ見ていきましょう。

引っ越し業者に見積もりや作業を断られる可能性がある

汚部屋の状態だと引っ越し業者が作業困難と判断し、見積もりの作成を拒まれることがあります。また正確な荷物量を把握できないため、仮に依頼したとしても正確な金額が算出できないことも考えられます。

多くの引っ越し業者は荷物の運搬を専門としており、部屋の清掃やごみ処分には対応していない場合が少なくありません。

正確な費用を算出してもらうためにも、引っ越し業者へ見積もり依頼をかける前に、汚部屋を片付けるところから始めましょう。

退去時に追加で費用を請求される可能性がある

汚部屋のまま賃貸物件を退去すると、通常のハウスクリーニングでは落としきれない汚れに対して高額な費用を請求されます。退去費用が高額になる主な事例は、以下のとおりです。

  • 長期間放置されたごみにより床が腐食した
  • ごみの臭いが壁紙へ移った
  • 害虫が大量に発生しており駆除作業が必要になった

修繕や特殊清掃が必要と判断されると、退去費用が数十万円単位になることもあります。金銭的な損害を避けるために、退去前に可能なかぎり自分で清掃をおこないましょう。

荷造りが困難になり退去までに時間を要する

大量のごみや不用品に埋もれた環境での荷造りは、必要な物の判別が難しく、通常よりも膨大な時間を要します。

処分するのが面倒だからといって、すべての物品をごみも含めて梱包して運ぶと荷物の体積が膨れ上がり、荷解きにも時間と手間がかかります。転居先でごみを処分できなければ、また汚部屋の状態で過ごさなければなりません。

引っ越し後のことまで考慮すると、退去前の時点でごみや不用品は処分するのが得策です。

ごみや害虫を新居へ持ち込み衛生環境が悪化する

ごみを適切に処分せずに荷物と一緒に転居すると、新居の衛生環境が最初から悪化します。とくに生ごみなどが混ざっている場合、荷物の中に害虫が潜んでいる可能性があり、新居で大量発生する可能性も考えられます。

害虫と一緒に引っ越しをすることになれば、新しい家具や建物自体がダメージを受けるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼしかねません。

新居で清潔な状態で生活を送るためにも、引っ越し前の不用品処分は必須事項といえます。

引っ越し前に汚部屋の片付けを専門業者へ依頼するメリット

引っ越し前に汚部屋の片付けを専門業者へ依頼するメリット

自力での片付けが難しい汚部屋の場合、専門の清掃業者への依頼が選択肢のひとつとなります。汚部屋の清掃は自力でおこなうとなると数日以上かかることが普通ですが、専門業者に依頼すれば最短即日できれいにできます。

汚部屋の片付けを専門業者へ依頼するメリットは、以下の3つです。

  • 物の仕分けや不用品処分を一括で代行してくれる
  • 短期間で作業を完了させられる
  • 退去時の高額請求を避けられる

依頼しようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

物の仕分けや不用品処分を一括で代行してくれる

専門業者は単なる清掃だけでなく、必要な物とごみの分別、さらには不用品の適切な回収までを一括で引き受けてくれます。荷物とごみが混在しておりどこから手を付ければ良いかわからない状況でも、スタッフが相談に乗りながら手際よく作業を進めてくれます。

重い家具や家電の搬出も任せられるため、体力に自信がない人やケガのリスクを避けたい人にとっても心強い存在です。

ただし、ごみや不用品が一切分別されていない場合は作業時間が長引き、費用が高額になります。予算が限られている場合は、依頼する前に可能な範囲で分別しておきましょう。

短期間で作業を完了させられる

専門業者は部屋の広さや汚れの度合いに応じて最適な人数を投入するため、最短で即日中にすべての作業が完了します。自分ひとりですべての工程をこなそうとすると、部屋の状態によっては1週間から1ヵ月以上の期間を費やすことも珍しくありません。

退去期限が迫っている場合など、時間的な猶予がない状況ほど、専門業者のスピード感は大きな助けとなるはずです。複数のスタッフが連携して一気に片付けを進めることで、精神的な負担も軽減され、スムーズに転居できるでしょう。

退去時の高額請求を避けられる

専門業者にごみの処分と部屋の清掃をしてもらうことで、管理会社からの清掃費用の請求を避けられます。汚部屋を放置したまま退去した場合、管理会社から相場よりも高額な清掃費用を請求される場合があります。

汚部屋の状態であったとしても、しっかり清掃された状態であれば、退去時に請求される費用を最小限に抑えられるでしょう。ただし、専門業者はあくまで清掃のプロであり、壁紙の張り替えなどの原状回復工事に対応できるとは限りません。

見積もり時に、清掃範囲や修繕の可否について確認しておくことが重要です。清掃後に修繕が必要と判断された場合に備え、修繕業者をピックアップしておくのも良いでしょう。

汚部屋の引っ越しにかかる費用と内訳

汚部屋の引っ越しにかかる費用と内訳

汚部屋からの引っ越しには通常の運搬費用に加え、特殊清掃や不用品の処分にかかる費用が別途発生するケースがあります。費用の内訳を事前に把握しておくことで、全体の予算を立てやすくなります。

汚部屋から引っ越す際にかかる費用の内訳は、以下の3つです。

  • 汚部屋の片付け費用
  • 荷造りおよび荷物を新居へ搬出する費用
  • 退去時の原状回復やハウスクリーニング費用

ひとつずつ見ていきましょう。

汚部屋の片付け費用

汚部屋に散乱しているごみや不用品を分別し、回収・処分するための費用が発生します。以下の要因で、金額は大きく変動します。

  • 作業員の人数
  • 処分する物の量
  • 汚れの深刻さ など

自分で処分すればある程度は費用を抑えられるものの、ワンルームであっても数万円はかかると考えてください。一軒家全体となると、費用が数十万円単位になることもあるでしょう。

荷造りおよび荷物を新居へ搬出する費用

部屋をきれいにした後は残った荷物を梱包し、新居へ運搬するための引っ越し費用が発生します。荷造りをすべて自分でおこなえば梱包費用はかかりませんが、業者にすべての作業を一任するプランを選ぶと費用は高額になります。

引っ越し費用は移動距離や荷物の総量、さらには依頼する時期によっても数万円単位で大きく変動すると覚えておきましょう。

退去時の原状回復やハウスクリーニング費用

賃貸物件から退去する際には、部屋を入居時の状態に戻すための原状回復費用やハウスクリーニング代が差し引かれます。原状回復には壁紙の張り替えや床材の交換、設備の修繕などが含まれ、汚部屋の場合は相場より高額になりがちです。

とくに長年の汚れや生活臭がこびりついている部屋では、特殊な消臭作業が必要になり、追加の費用が発生することも珍しくありません。

敷金で相殺しきれない場合は、退去後に追加で不足分を請求されることもあります。請求額を最小限に留めるために、事前にできるかぎり清掃しておきましょう。

汚部屋の引っ越しにかかる費用を安く抑えるポイント

汚部屋の引っ越しにかかる費用を安く抑えるポイント

汚部屋から引っ越すとなると多額の費用がかかる場合がある一方で、事前の準備次第で節約できる可能性があります。ほんの少しの工夫だけで、総支払額を数万円単位で節約できることもあるくらいです。

汚部屋からの引っ越し費用を安く抑えるために、以下4つのテクニックを取り入れてみてください。

  • 転居前に不用品を処分して荷物の量を抑える
  • 自治体回収と買取サービスを組み合わせて処分費を抑える
  • 業者からの見積もりは複数社から取る
  • 閑散期や平日の時間帯に依頼する

ひとつずつ解説します。

転居前に不用品を処分して荷物の量を抑える

新居へ運ぶ荷物の総量を減らすことで作業時間が短くなるだけでなく、人件費を抑えられるため、引っ越し代金が安くなります。汚部屋を清掃する過程でごみや不用品を処分するだけでも、運搬費用が数万円単位で安くなることもあるくらいです。

処分費用が一時的に発生するものの、その分以上に運搬費が減り、結果として全体の出費は少なくなります。物を処分するか迷ったときは「将来使うかどうか」という基準を持てば判断しやすくなるでしょう。

自治体回収と買取サービスを組み合わせて処分費を抑える

不用品を捨てる際はすべてを業者に任せるのではなく、自治体の回収サービスを積極的に利用すれば、処分コストを下げられます。可燃ごみや不燃ごみ、小型家電などは多くの自治体が無料もしくは安価な手数料で回収してくれるため、積極的に活用してください。

参照:ごみ・リサイクル | 厚生労働省

また、まだ使えるきれいな家具や家電がある場合はリサイクルショップやフリマアプリで売却し、現金化できる可能性があります。処分費用を支払う代わりに売却益を得ることで、引っ越し費用の足しにでき、トータルの金銭的負担を劇的に減らせるはずです。

業者からの見積もりは複数社から取る

汚部屋の清掃や引っ越しの料金体系は業者ごとに大きく異なるため、必ず複数社から見積もりを取って比較することが大切です。実際に部屋の状況を見てもらう訪問見積もりを利用すれば、当日になって高額な追加料金を請求されるリスクを未然に防げます。

同じ作業内容であっても、業者によって数万円単位の差が出ることも珍しくないため、慎重にサービス内容と価格を見極めましょう。

ただし、相場よりも極端に安すぎる業者は作業が雑だったり、作業後に不当な請求をされたりするおそれがあります。相場よりも安い見積もりを提示された場合は、理由を質問してみてください。明確な答えが返ってくるようであれば、依頼しても問題ない業者といえるでしょう。

閑散期や平日の時間帯に依頼する

引っ越しや清掃の料金は、依頼する時期や曜日によって大きく変動する傾向があります。とくに2月から4月、または9月から10月頃は繁忙期にあたり、予約が取りにくいうえに料金も通常より高額になります。

少しでも安く済ませたいなら、業者のスケジュールに余裕があるタイミングを狙って予約を入れるのが賢明な選択です。日程の調整が可能であれば、繁忙期以外の時期や平日の時間帯を指定してみてください。

汚部屋の引っ越しについてまとめ

汚部屋の引っ越しについてまとめ

汚部屋から転居する際は、闇雲に進めてしまうと余計な手間と時間を費やすうえに、高額な費用が発生するおそれがあります。スムーズに引っ越しを終わらせるためには、まず片付けと不用品の処分をおこない、荷物の量を減らすことから始めましょう。

自力での対応が困難な場合は、無理をせずに専門業者の力を借りて汚部屋の片付けと清掃を依頼しましょう。ご自身で取り組むよりも、短期間で効率よく終わらせられます。

広島市にお住まいで引っ越し前の部屋の清掃・片付けにお悩みの方は、遺品整理みらいへまでご相談ください。当社は広島市で長年にわたり不用品回収業を手がけており、汚部屋の清掃にも数多く携わってきました。不用品やごみの処分はもちろん、部屋全体の清掃作業も対応可能です。見積もりは無料で現地に伺いますので、まずは電話メールLINEにて気軽にご相談ください。

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