安芸区民まつりの「神楽」がマジで神!県外の人もぜひご参加あれ!
2025年11月9日、広島市安芸区で「安芸区民まつり」が開催されました。
お陰様で弊社・株式会社タイヨーは、各地のお祭り会場で「ゴミステーション」を設置させていただいておりまして。
当ブログでも何度かご報告させてきましたが、今回は趣向を少し変え、祭りを全力楽しむ方向で記事をお送りしたいと思います。
なぜか?
って、安芸区民まつりで見た「神楽」があまりにカッコよかった! 痺れた! 震えた!
というわけで、早速ご報告いたしましょう。
あいにくの雨天でもステージは屋内
今年で42回目の開催となるこのお祭り。
安芸区役所を中心とした4つの施設が会場となり、9時半~15時半の開催です。
当日はあいにくの雨でしたが、
大降りじゃなければ問題ないない♪
なんせこの安芸区民まつりは4会場の一つが「安芸区民文化センター」になっていて、ステージでの演目は屋内で披露できるんですね。
だからこそ神楽だって雨の心配をせず、大いに呼べる――今年やってきたのは安芸太田町の「天神神楽団」さんたちでした!
いやぁ、見事な鬼さんたちですね。
それよりも、広島の皆さん、ご存知でした?
実はこの「神楽」、祭りやその他のイベントで頻繁に見ることができるのは、全国でも広島県と島根県だけなんですって。
特に都内では生の神楽に触れる機会は皆無に等しく、私が「今年の神楽は……」と東京の方に説明したら、しばしキョトンとされた挙げ句、竈門炭治郎の話をされました。
なんでも『鬼滅の刃』でしか神楽を見たことがないとのことで……いや、漫画で見た「日の呼吸」を“神楽見たカウント”に入れたらいけんじゃろ!
というわけで、広島在住の皆さんも、しばし神楽のお話にお付き合いください。
全国の方へ、ぜひとも魅力をお伝えしたいと思います。
鬼さんの衣装はなんと20kg!
次の一枚をご覧ください。
見ての通り大蛇です。
ウロコが生々しく、そこの東京の方、めちゃくちゃ怖くありませんか?
大丈夫、広島在住の私たちも、毎度この迫力には飲み込まれてしまうものでして。
とにかく蛇がデカい!
神楽は本来、神様に感謝を伝えつつ、豊作や安全を祈るためのものでした。
今では演目も多岐にわたっていて数十種類が存在。
ざっと以下のようなジャンルに分かれているようです。
・怨霊
・武将
・妖怪
・神と神の戦い
ちなみに今回の演目は「天神神楽団」さんのオリジナル作品であり、パッと見から想像してしまう「ヤマタノオロチ」ではありません。
あの巨大な蛇が八体もステージに上がったら、マジで神様を降臨させなきゃ退治できないレベルですよね。
と、思いきや、ヤマタノオロチの場合は、実際に八体の大蛇がステージに上がるとのことで、もはや絶句するしかない……。
特徴はそれだけではありません。
広島の神楽は、とにかくテンポよく、激しく舞う!
金銀の刺繍が施された豪華な衣装と相まって、見ている者はワクワクドキドキ。
伝統を踏まえながら、音響や照明は現代風に進歩しており、初めてのお客さんでも楽しめるようになっているのです。
だからこそ、東京の方にも生で見て欲しいんよね~!!
というわけで、鬼さんを退治しましたら、
次は会場の外へ向かってみましょう。
ちなみに鬼さんの衣装は20kgあるとのこと。
それであんな刺激的な動き方ができるんですから、たまりませんです。
国土交通省の防災体験コーナー
安芸区民まつりのお祭り会場には、もちろん屋台もたくさん出ております。
定番の縁日メニューから、
子供に大人気のいちご飴も登場。
お子様のいる方は次に「国土交通省 中国技術事務所」のコーナーも目指してください。
こちらでは色々な体験ができる防災関連コーナーがありました!
実際、どんな感じか?
と言いますと、やはり定番の乗り物があったり、
なぜか国土交通省コスプレができるインスタパネルがあったり。
水害被害に見舞われやすい、広島ならではのブースもございました。
人口の増加に伴い、山を切り拓いて開発されていった広島は、昨今、水害に見舞われやすい地域として知られています。
特に土石流は恐ろしい限り。
土の性質から一定量の雨が降ると発生しやすくなり、ここ数年、幾度かの被害が起きています。
大雨の時には、今一度、注意して暮らして参りましょう。
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ということで、皆さん、来年はぜひ安芸区民まつりへご参加を!
県外の方は、ぜひとも神楽を楽しんでってね~!
※実際に神楽の出演があるかどうかは安芸区民まつり(広島市安芸区公式サイト)で確認をお願いします