「汚部屋を片付けたいけれど、なかなか進められなくて……」と悩みを抱えている人は、多いのではないでしょうか。汚部屋の状態から片付けや掃除をしてきれいにするためには労力がかかるため、なかなか進まないものです。
汚部屋から脱出するためには、手順を踏みながら片付け・掃除を進めることが大切です。
本記事では、汚部屋から脱出するために部屋を片付ける手順を解説します。どこから手を付ければ良いのかわかるようになっているので、汚部屋を片付ける際の参考にしてください。
目次
汚部屋から脱出できない理由4つ
汚部屋を片付けようと思っていても、手が進まない人は一定数います。片付けが進まない理由として挙げられるのは、以下の4つです。
- 片付けへの苦手意識が強いため
- 片付けや掃除を後回しにすることが多いため
- 物を捨てることへの罪悪感があるため
- 住人以外の第三者に見られない環境のため
ご自身が片付けられない理由を理解することで、心の整理がついて前に進むきっかけになるかもしれません。ひとつずつ見ていきましょう。
片付けへの苦手意識が強いため
汚部屋の片付けを進められない人は、片付けへの苦手意識が強い傾向が見られます。苦手意識が芽生える背景には、過去に頑張って片付けに取り組んだのにうまくできなかった、という経験の積み重ねがあります。
失敗が続くと「どうせまたできない」という気持ちが先に立ち、片付けに着手することがますます難しくなります。
片付けを頑張って進めようと思っても手が付けられない人は、まずは自分が片付けが得意か苦手かを考えてみてください。そして、苦手だと感じたとしても否定せず、受け入れることが大切です。
片付けや掃除を後回しにすることが多いため
仕事やプライベートで日常が忙しいと、片付けや掃除は後回しになりがちです。「帰宅後に疲れて床に服を脱ぎ捨てる」「ごみ袋が満杯でも翌日に捨てようとその辺に置く」といった小さな後回しが積み重なり、気付いたときには部屋が収拾のつかない状態になります。
汚部屋の状態になってしまうと、掃除や片付けにはまとまった時間と体力が必要です。かといって、時間と体力が充実するのを待っていても改善することはありません。
まずは、ごみを捨てたり使った物を戻したりといった、小さな行動から後回しにしない習慣を作ることが大切です。
物を捨てることへの罪悪感があるため
物を捨てることに強い抵抗感を持つ人は、部屋に物が増え続けて汚部屋になりやすいです。「もったいない」「いつか使うかもしれない」という考えが捨てる決断をためらわせ、使わない物が部屋中に積み重なっていきます。
物が増えるほど片付けが難しくなり、手をつけられないまま汚部屋化が進みます。
物が多いと感じている人は、まずは直近6ヵ月以内に使っていない物がないか確認してみてください。使っていない場合は、処分しても生活に支障がない物品と言えます。
住人以外の第三者に見られない環境のため
一人暮らしで来客を呼ばない環境だと、部屋が汚くても困るのは自分だけなので、片付けるきっかけが生まれにくいです。
家族や友人が頻繁に訪ねてくる実家暮らしの人と比べると、一人暮らしは来客の機会が少ないため、汚部屋状態が長期間続きやすくなります。意識的に「誰かを部屋に招待する予定を作る」ようにすれば、片付けをするきっかけとなるでしょう。
また、第三者の目を借りることで、自分では気付きにくい部屋の状態を客観的に把握しやすくなります。
汚部屋脱出に向けた片付けの手順4ステップ
汚部屋から脱出しようと思っても片付けや掃除を始められず、結局放置してしまう人も多いでしょう。
汚部屋を片付けるためには、正しい順番で進めることが大切です。闇雲に手をつけても途中で行き詰まり、余計に散らかってしまうことがあります。具体的な手順は、以下の4ステップです。
- まず明らかなごみだけを捨てる
- 必要な物と不要な物に分ける
- 残す物の置き場所を決めて収納する
- 床と水回りを掃除して完了させる
順番に見ていきましょう。
1.まず明らかなごみだけを捨てる
汚部屋の片付けは、迷わず捨てられる明らかなごみの処分から始めましょう。空のペットボトルや食べ終わったお菓子の袋、開封済みのティッシュなど、一目でごみとわかる物を先に片付けるだけで部屋の見た目が一気に変わります。
ごみの処分であれば「捨てるか残すか」を判断しやすいため、簡単に取りかかれます。ごみを捨てるだけでも部屋の状態が良くなり、自然とさらに良くしようという意識が生まれるでしょう。
2.必要な物と不要な物に分ける
ごみを処分した後は、残った物を「必要」「不要」「保留」の3つに仕分けていきます。
不要と判断したものは、自治体のルールに従って処分してください。「1〜2年使っていない物」「同じ用途の物が複数ある」など、不要と判断する基準を設けると仕分けのスピードが上がります。
判断に迷う物は保留ボックスへ入れておき、後日捨てるかどうか決めることをおすすめします。数ヵ月後に保留ボックスを見返してみると、必要か不要かを判断できることは多いです。「3ヵ月後に見直す」のように、見直しのタイミングを決めておくと放置して忘れることを防げます。
3.残す物の置き場所を決めて収納する
残すと決めた物には、必ず定位置を決めて収納します。置き場所が決まっていないと、使った後に「とりあえずここに置いておこう」となってしまい、再び部屋が散らかることになりかねません。
収納の際は、毎日使うものは取り出しやすい手前の位置に、使用頻度が低いものは棚の上段や押し入れの奥に収めると、日常の使い勝手がよくなります。必要であれば100円ショップなどで収納ボックスやファイルボックスを購入し、カテゴリごとにまとめると管理しやすいです。
収納場所を決めることが、きれいな部屋を維持するための土台になります。
4.床と水回りを掃除して完了させる
物の片付けが終わったら、床と水回りの掃除をして仕上げましょう。床は掃除機でほこりやごみを吸い取り、その後水拭きで仕上げると清潔感が増します。
洗面台やキッチンなどの水回りは、水垢や油汚れが溜まりやすい場所です。こびりついた汚れには、洗剤を塗布してしばらく置いてからブラシでこすると落ちやすくなります。
一度にすべての場所を完璧に仕上げようとせず「今日は床だけ」「明日は洗面台」と数日に分けて取り組むと、負担なく進められるでしょう。
清掃する場所が複数にわたり、どこから取り組めばよいか決められない人は、以下の記事もご覧ください。スムーズに進めるうえでの参考となるように解説しています。
汚部屋はどこから片付けるのがよい?失敗しないやり方を詳しく解説
汚部屋脱出後にきれいな部屋を維持するコツ
片付けに取り組んだ結果、汚部屋を脱出できたとしても、元の状態に戻ってしまう人は少なくありません。きれいな部屋を保つには、日常的に片付けや清掃の習慣を取り入れる必要があります。
きれいな部屋を維持するために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 使った物はその日のうちに元の場所へ戻す
- 1つ買ったら1つ手放すルールを設ける
- 週に1回だけ「5分片付け」を習慣にする
きれいな部屋で過ごし続けるための参考としてください。
使った物はその日のうちに元の場所へ戻す
きれいな部屋を保つ基本は、使った物をその日のうちに定位置へ戻す習慣をつけることです。汚部屋になる原因のひとつが、使った物を「とりあえずその辺りに置く」行動の積み重ねです。
「帰宅後にバッグを玄関に置きっぱなしにする」「脱いだ上着をソファに放置する」といった行動が毎日続くと、あっという間に部屋が散らかります。
物の定位置は、使う場所の近くに設定すると戻しやすくなります。バッグであれば玄関脇のフックに、上着であればドア近くのハンガーラックに、と決めておくだけで、自然と戻す習慣を身につけられるでしょう。
1つ買ったら1つ手放すルールを設ける
新しい物を1つ買ったら、同じカテゴリの物を1つ手放すルールを設けると、部屋の物が増えずに済みます。物が増えるほど収納スペースが必要になり、置き場所のなくなって部屋中に散乱することになりかねません。
実際に、物が少なければ片付けの手間が減り、部屋の状態を維持しやすくなります。
買い物のたびに「1つ買ったら1つ手放す」ルールを意識するだけで、物の総量を一定に保つことができ、部屋が散らかりにくくなるでしょう。
週に1回だけ「5分片付け」を習慣にする
週に1回、たった5分だけ片付ける時間を設けるだけで、部屋の状態をきれいに保ちやすくなります。部屋が汚くなったタイミングでまとめて片付けようと考える人は一定数いますが、多大な労力を要します。結果的に手をつけられず、部屋が荒れていくことは珍しくありません。
週に1回で構わないので、5分以内でできる小さな作業を決めておくと、習慣として続けやすくなります。汚れが軽いうちに対処することで、大がかりな片付けをせずに済みます。
「完璧にきれいにする」より「少しずつ整える」という意識に切り替えると、片付けへのハードルが下がり、きれいな部屋を維持しやすくなるでしょう。
自力で汚部屋を掃除するのが困難なら清掃業者に依頼するのも選択肢のひとつ
汚部屋の片付けは労力がかかるため、自力ではどうしても手がつけられないこともあるかもしれません。そのような場合は、清掃業者への依頼を検討してみてください。
清掃業者であれば、汚部屋清掃にあたり以下の作業をまとめて対応してもらえます。
- 不用品やごみの分別・処分
- 家具や家財の整理整頓
- 床や水回りの清掃など
自分では落とせない頑固な汚れも、専用の機材できれいにしてもらえます。費用はかかるものの、自力では何週間もかかる作業が最短即日で完了するため、時間と手間を大幅に省けます。
依頼する際は、業者が一般廃棄物収集運搬業の許可を保有しているか確認してください。許可を受けていない業者への依頼は、不法投棄や料金トラブルにつながるリスクがあります。
複数の業者から見積もりを取り、料金や対応内容を比較しておくと、安心感を持って依頼できるでしょう。
汚部屋から脱出する方法についてまとめ
汚部屋から脱出できないのは、片付けへの苦手意識や作業量の多さから、取りかかること自体が難しいためです。まずは判断が不要な「ごみの処分」から始めると、動き出しやすくなるでしょう。
物の整理をする際、捨てるか迷う物は保留ボックスへ入れて後日判断する形を取ると、作業が途中で止まらず、最後まで片付けを終わらせやすくなります。片付けが完了した後は、使った物を定位置に戻す習慣や、週1回で構わないので5分だけ片付けをすることで、部屋の状態を維持できます。
自力での作業がどうしても難しい場合は、清掃業者への依頼も選択肢のひとつです。
広島市で汚部屋の片付けにお悩みの方は、「遺品整理みらいへ」までご相談ください。当社は部屋の清掃作業を承っており、ごみ屋敷の状態であっても快適に過ごせるように整えさせていただきます。一般廃棄物収集運搬業を保有しておりますので、不用品やごみの処分もお任せください。見積もりは無料で、現地まで伺います。電話・メール・LINEにて気軽にお問い合わせください。