重機も電動の時代 ボルボのL120 Electricは廃棄物処理・リサイクル施設でも活躍可能
スウェーデンに本拠地があり、世界で最も頑丈な車を作るという評判で知られるボルボ。
そのグループ企業であるボルボ建機から発売されている電動重機の「L120 Electric」がCSPI-EXPOでお披露目され、日本での販売が始まった。
コンクリートなどのインフラ・プラントだけでなく、廃棄物処理・リサイクル施設などでの作業にも対応できるとして同社ではアピールしている。
重機と言えば、迫力のある存在感だけでなく轟音で作業をしている姿をイメージされるだろう。
しかし、バッテリーで動く電動重機の「L120 Electric」は、ディーゼルに匹敵するパワーを持ちながら、静音性に優れているのが大きな特徴。
そのため各種プラントだけでなく廃棄物処理・リサイクル施設や、農林業の現場、港湾施設、あるいは物流センターなどでの作業に対応できるという。
充電に必要な時間は最速1時間30分で、約9時間の稼働が可能。
エンジン関連部品が少ないため、メンテナンスコストは約30%削減され、生産性と収益性の向上に寄与するとのことだ。
ボルボ建機では、乗用車のみならずトラックなどにおけるEV開発技術を要しており、それが重機にも活かされているとのこと。
日本代理店を通じての販売となり、レンタルも開始予定とのこと。
【参考】
ボルボ(→link)