ウクライナの子供たちへ中古パソコン300台 JICAと横浜市などが提供
戦時下の中、ミサイルなどの恐怖に怯え、満足な教育を受けるのも難しいウクライナの子供たちへ、日本から中古パソコン300台が送られた。
送ったのは独立行政法人国際協力機構(以下JICA)、株式会社ノジマ、NPO法人自立支援センターむくPC工房などの団体で、横浜市の協力を得て、同市の姉妹都市であるウクライナのオデーサ市に5月22日に発送された。
届くのは7月の予定だという。
ロシアの侵攻が始まって以来、ウクライナでは3,500以上の学校が破壊され、190万人の子供が満足に通学がてきていないという。
そこでウクライナ教育省では、オンラインでの教育を継続するため、国際機関やGoogleなどに呼びかけ、パソコンやタブレットの支援を要請。
現在も32万人の子供たちが教育を受けられず、オデーサ市でも2,000台のパソコンが不足している。
そこでJICAではこの課題を共有。
ノジマ電気で中古PCを回収し、むくPC工房でパソコンの修理を手掛け、そして横浜市の姉妹都市であるオデーサ市へ送られた。
【参考】
独立行政法人国際協力機構(JICA)(→link)