排ガスCO2を自社製品の原料へ 世界初の商用設備が稼働
神島化学工業株式会社は、工場排ガスのCO2を自社製品の原料にする商用プラントを、2026年5月18日に香川県三豊市の詫間工場で稼働させた。
量産設備で排ガスCO2を原料化して自社製品に使う取り組みとして、同日現在の自社調べで世界初としている。

約30億円を投じた設備は、排ガス中の約10%という濃度のCO2を濃縮せずに使う。
アルカリ性の資源と反応させ、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを生成し、化成品や建材原料として利用する手順だ。
建材・化成品の製造時に生じる副産物もアルカリ源として使い、排ガスと副産物を同じ生産工程の資源に戻す。
当初の処理能力は年間約4,000トンで、反応設備の増設などにより約2万トンへ拡大する計画。
茨城県の石岡工場にも導入を予定し、2030年までの自社工場の直接排出ゼロを目標に掲げる。
【参考】
神島化学工業株式会社(→link)










