北海道最大の食品バイオガス発電施設が札幌市で完成 4,560世帯分の年間使用電力を発電
札幌市のバイオフードリサイクル株式会社が食品リサイクルによる発電プラントの新工場を同市内に建設。
5月15日に発電式を行い、今後は4,560世帯分の年間使用電力を発電できる施設として稼働させていく。
札幌バイオフードリサイクル株式会社は食品リサイクルによる発電能力の拡大を目的として、工場の処理能力を大幅に強化。
その結果、札幌市給食センターなどから排出される食品廃棄物68トンに加え、新たに札幌市や近郊エリアの工場などから出る食品廃棄物も受け入れ、1日に100トンの処理ができるようになった。
同工場では食品廃棄物を発酵させ、そこで発生するメタンガスを燃料に発電して、その出力は年間で約16,420MWhになる予定。
4,650世帯、1年分の使用電力量になる。
また、処理過程で発生する発酵残渣は肥料化して、集められた食品廃棄物はすべてリサイクルされる。
【参考】
JFEエンジニアリング株式会社(→link)
J&T環境株式会社(→link)
札幌バイオフードリサイクル株式会社(→link)