電解セル製造のチタン端材を純チタン原料へ 3社で循環構築 旭化成
旭化成株式会社は、日本製鉄、日鉄物産と、食塩電解セルの製造工程で生じる純チタンスクラップの一部を、純チタンの原料として再資源化する仕組みを構築した。
加工時の履歴管理と回収後の前処理を組み合わせ、純度が求められる用途へ戻す。

食塩電解セルは塩素や苛性ソーダの製造に使い、塩素が出る側には耐食性の高い純チタンを用いる。
端材の再溶解には異物混入を避ける管理が必要で、従来は鉄鋼添加材などへの利用が中心だった。
旭化成が延岡市の製造工程で出るスクラップの履歴をデジタル管理し、規格別に分ける。
日鉄物産が回収・前処理し、一部を日本製鉄へ戻して電子ビーム溶解炉を利用する再溶解工程で使う。
3社は連携を深め、純チタンとして再生する割合を高める方針だ。
旭化成は既存の貴金属循環とも連動し、電解セルに使うほかの金属にも再資源化を広げるとしている。
【参考】
旭化成株式会社(→link)










