清酒副産物アップサイクル飼料サケ炭で特許取得 白鶴酒造
白鶴酒造株式会社は、清酒のろ過工程で使用した活性炭をアップサイクルした牛用飼料「サケ炭(すみ)」において、飼料としての特許を取得したと発表した。

同社は兵庫県内の飼料会社や畜産農家と協力し、処理後活性炭の飼料化を進めてきた。
これまでの研究で、同製品を穀物飼料に配合して給与することで、子牛の腸の健康維持をサポートするほか、糞由来の悪臭成分である硫化水素などを約9割低減する効果を確認。
今回、一般的な活性炭と比較して牛の嗜好性が3.5倍高く、継続的な給餌に適していることが新たに実証され、特許取得に至った。
清酒のろ過に用いられる処理後活性炭は全国で年間推定1000トン以上発生しており、その大半が産業廃棄物として有償で処理されている。
一方で畜産農家は、飼料価格の高騰や悪臭対策の費用負担が課題となっている。
同社は本技術を自社にとどまらず全国の清酒製造業者へ展開することで、未利用資源の有効活用を通じた双方の業界課題の解決を図る方針だ。
【参考】
白鶴酒造株式会社(→link)










